先生方のメッセージ

 sensei_1ルイ・レーリンク先生 ピアニスト
洗足学園音楽大学非常勤講師、洗足学園高等学校音楽科講師
 私は水谷さんに15年以上調律をお願いしています。自宅のピアノ、リサイタルのホールのピアノ、CD録音の時や生徒のピアノ、水谷さんはどんなピアノでも最高の状態にしてくださいます。家の小さなピアノでも優美で鮮やかな音色になり、誰もがピアノをもっと楽しめるように、もっと楽に、美しく芸術的に弾けるようになります。お陰で私の生徒も不思議なほどに演奏が上手になって行きます。音色だけでなく、タッチの細かい調整や、音の歌い方や伸びや広がり、和声のカラー、高音と低音のバランスなど繊細に仕上げてくださるので、音楽や曲が新鮮に聴こえてきます!ヨーロッパ製のピアノ(べヒシュタイン、ベーゼンドルファー、スタインウェイなど)の理解もとても深く、それぞれのピアノの特徴、キャラクターや伝統的な音を上手に引き出して下さいます。確かな技術はもちろん、水谷さんの素晴らしさは研究熱心かつ気さくな人柄にあります。お話する度にピアノや調律に対する熱い想いと同時に色々な面白いアイデアが伝わってきて刺激を受けます。こちらの求める音色のイメージをくみ取って、パレットの色を吟味してくれるお陰で、音で描くことのできる世界が広がって私もピアノを弾くことが更に楽しくなりました!水谷さんは私にとってピアノで音楽表現する上での大切なパートナーです。          ルイ・レーリンク

 

sensei_2都筑 慶子先生
ピアノ講師・MUSIC KEI主宰
 水谷さんに調律を依頼し始めて、15年以上経つのではないでしょうか。私はピアノの指導をしているので、最低1年に2回は調律を依頼します。楽器店を通して、あるいは知り合いを通じて、何人もの方に調律をお願いしてきました。キンキンと頭痛がするほどのキーを叩いて調律する方、ピアノの状態を見るのもそこそこに、いきなり調律を始める方、途中で「タバコを吸わせてください」なんて方も。水谷さんが初めて調律にいらした時の印象は、今でも鮮明に覚えています。丁寧にピアノの状態を確認してから、細部までの丁寧なピアノの掃除、そして心地良い打鍵での調律がスタートしました。こんなふうに大切に扱ってくださる調律なので、当然のごとく、それは美しい音色に仕上がりました。納得の調律をしていただいて以来、気がつけば、15年を経ても水谷さんにお願いしています。いつもありがとうございます、そしてこれからもよろしくお願いいたします。